心地よい泡の刺激や、フルーティでフレッシュなテイストを存分に楽しむために、上手な冷や仕方や飲み頃の温度、グラスへの注ぎ方、スマートな栓の開け方など、ちょっとしたコツがフレシネをさらに美味しくします。
スパークリングワインは光と振動が苦手です。直射日光と振動が苦手です。直射日光の当たらない場所、振動のない場所で、湿度は高め、急激な温度変化のないところを選びましょう。
もし適した場所がなければ、市販の発砲スチロールの保温ケースに入れておくといいでしょう。
飲む前には、2~3時間かけてゆっくり冷やして下さい。冷蔵庫に入れて急激に冷やすことは絶対にやめましょう。ビンが破裂する恐れがあり危険なだけでなく、味わいにも好ましい影響を与えません。
きめ細かな泡立ちや爽やかな飲み口を楽しむためにも、キリッと冷やしましょう。たいていのフレシネの飲み頃は5~7℃前後が目安です。長期熟成タイプはちょっと高めに。
温度を測るときは、頭がT字型になったワイン専用の温度計を使ってみてはいかが?
本来急激な温度変化は避けるのが基本ですが、どうしても という場合は、氷水の中につける方法が一番早く、安全です。20分くらいできちんと冷えてくれます。
ポンッと勢いよく栓を抜くのはマナー違反。炭酸ガスが吹き出してしまい、せっかくの味わいを損なってしまうだけでなく、飛んだコルクで怪我をすることも。栓を抜くときは、静かにゆっくりと。コルクを引き抜くのではなく、コルクがゆっくり浮き上がってくるように意識すること。まずはキャップの針金をゆるめ、栓の頭を押さえながら輪を広げます。コルクにナプキンをかぶせて机の上に立てて、コルクを押さえ、もう一方の手で瓶の底を持ってゆっくりと回します。コルクが浮き上がり始めたら、押さえつけるようにして静かに抜いていき、最後に少し傾け隙間からガスを逃がしてください。始めは恐る恐るでも慣れてくると意外に簡単です。
縦長のフルート型グラスは、ワインが空気に触れる面積が少ないのが特徴。その分、炭酸ガスが抜けにくくなり、きれいな泡立ちを楽しめます。立ち上がるきめこまやかな泡の帯やチリチリをはじける音も楽しめます。グラスはピカピカに手入れしたものをご用意して下さい。
まず、グラスのふちのところまで泡が立ち上がるように注ぎます。
これが1回目。そのまま少し置いて、泡が消えたら再び静かに注ぎます。グラスの七分目まで注ぐのが、見た目にも美しい注ぎ方です。
フレシネにワインクーラーは必要品。氷水を張ったワインクーラーにボトルごと入れて冷やしておくと、いつまでもキリッと冷えた状態のままで楽しむことができます。冷やしすぎると、せっかくのふくらみが死んでしまいます。おいしいな、と感じる温度になったら、ワインクーラーから取り出して立てて置いた方がいいでしょう。
飲み残したときは、シャンパンストッパーという特殊な替栓がワインショップなどで入手できます。抜いたコルク栓や、一般の替栓を使うと大変危険ですので避けましょう。
フレシネは、食前から食事中、デザートまでOKのオールマイティ。炭酸ガスが口の中をすっきりとさせてくれるので、どんな料理とも相性がいいのです。
魚介類がおいしい、スペイン生まれのフレシネは、お刺身、お寿司などにも良く合います。
お料理に合わせて1本選ぶなら、コルドンネグロなどの辛口をぜひおすすめします。
デザートには、ちょっと甘めのカルタネバダをどうぞ。

