フレシネと和食のおいしい関係

フレシネと和食がよく合うその秘密は?

和食が持つ奥深さ

和食には、五つの味があると言われています。
塩味、甘味、酸味、苦味、の基本の4つの味に、和食には「旨味(うまみ)」が加わります。
洋食との大きな違いは、この5番目の味である「うまみ」と言えると同時に、旨味こそ和食の素晴らしさ、繊細さであり奥深さでもあります。

フレシネの特徴とマッチング

葡萄品種

葡萄品種

和食は昆布やかつおぶし、煮干しなどからとった「だし」をよく使います。それはその中に「旨味」が含まれているためです。その「うまみ」の素となる成分は主にアミノ酸で、その中で特に強い味を得られるのがグルタミン酸ですが、これがタンニンとあまり相性がよくありません。タンニンとグルタミン酸が一緒になると口の中で苦味となって感じてしまうことがあります。
フレシネのカヴァはスペイン原産の白葡萄品種であるマカベオ、チャレロ、パレリャダが主に使われています。タンニン分は赤葡萄に多く含まれています。

瓶内熟成

瓶内熟成

フレシネは贅沢で伝統的な製法である瓶内二次発酵・熟成により造られています。
ステンレスタンクで一次発酵させたワインに酵母と砂糖を加えて瓶内で再び発酵させるのです。
瓶内での二次発酵は3週間ほどで終わりますが、その役目を終えた酵母は自己分解され、酵母の持つ風味がワインに溶け込んでいきます。

酵母にはさまざまな種類のアミノ酸が含まれていますから、和食の美味しさに通じる「柔らかな旨味」をフレシネの味わいの中に見つけることができます。
味わいの個性ともなる酵母にフレシネはこだわりを持っていて自社培養した酵母を使っています。

泡の持つ不思議な魅力

泡の持つ不思議な魅力

スパークリングワインの特徴はなんといってもワインに含まれる泡にあります。
口に含むとシュワシュワと爽やかに弾ける泡は、どんな素材の和食とあわせても異和感を感じずに楽しむことができ、余韻もさっぱりとしています。
特に和食は少量多種という食べ方です。料理が持つ本来の美味しさを味わうためにも、口の中をすっきりと洗い流すような炭酸ガスの泡は、それぞれの料理の美味しさを引き立てることはあっても損なうことはありません。
二次発酵の後、最低でも9ヶ月間瓶内熟成させるフレシネは炭酸ガスの泡が小さな分子となってワインの中に溶け込んでいます。
溌剌とした爽やかさをたたえながらも、その滑らかな口当たりは瓶内熟成によってもたらされた上質なもので、和食の繊細な味わいだからこそ、フレシネが持つきめの細かい泡立ちが生きてきます。

酸味

酸味

和食は旨味成分を有するため薄味と感じられる料理が多い傾向にありますが、ほとんどの料理には五つの味が並存しています。
お寿司を例にとっても酢飯は酢、砂糖、塩で準備され、魚には沢山の旨味が含まれています。
更に、醤油、わさび、生姜を組み合わせれば、一見とてもシンプルな料理のようですが、すべての料理をつかさどる味がお寿司にはあるのです。煮物でも同じことが言えます。だし、しょうゆ、みりん、砂糖で、例えばれんこんのようなちょっと苦味(この場合、えぐ味と言えるかもしれませんが。)ある野菜の炊き合わせを思い浮かべてみてください。
シンプルに思える和食は旨味を軸に複雑な味わいを持つものが多いのです。
そういった複雑な味わいを持つ和食には、一つだけ飛びぬけて目立つような飲み物はあいません。
地中海性気候により日照量の豊富な気候条件で収穫された葡萄は糖度と酸度のバランスがよく、フレシネはそのバランスのとれた軽快な酸味をそのままワインの味わいとして生かしています。